Chapter01

はじまりは、
あの夜のダンスホールから

芦川とアロエの出会いは、1952年に遡ります。 当時、空前の社交ダンスブームに湧いていた日本。 23歳だった芦川も、足繁くダンスホールへと通う若者の一人でした。 そこである夜芦川をダンスに誘った男性こそ、アロエ製薬の社長にして、日本のアロエ研究の草分け的存在だった間宮敏雄。 切実に職を探していた芦川は、出会いの翌週にもう一度ダンスホールで間宮を見つけ、「わたくしを会社で使ってください」と申し出ます。

Chapter02

アロエの普及に明け暮れる日々

芦川の熱意に押され、入社を許した間宮。 すぐさま芦川は間宮の助手のようにして、全国各地の講習会に同行し、アロエの普及に尽くしました。 東奔西走の日々の中で、アロエ愛用者の生の声に耳を傾け続けた芦川は、次第に自分自身もアロエの魅力に傾倒していきます。 そして、「こんなにも健康に良いものなら、きっと美容にもいいのではないかしら」。 そう考え、アロエを使った美容法を次々と開発していきました。

Chapter03

旗揚げ、そして逆境

1962年、ついに芦川は、アロエ製薬から美容部門を暖簾分けする形で東京アロエの旗揚げをしました。 基礎化粧品の原料には、数あるアロエの中から「医者いらず」と言われていたキダチアロエを採用し、自社農園での栽培に着手します。 しかし、程なく会社は災難に見舞われます。 火事によって社屋が全焼してしまったのです。 一時呆然としたものの、芦川はすぐに練馬に会社を再建。 再建のその日をもって、正式な創業としたのでした。

Chapter04

本当の美しさとは

創業当初から、芦川には一つの信念がありました。 それは、本当の美しさは、心身の健康から出来上がるというもの。 その理想を追求して具現化したのが、現在も主力製品である「ALOJIN®︎」シリーズです。 これは工場も持たなかった創業当時、学校を卒業したばかりの弟と二人で鍋の中のアロエを温め、成分を抽出して生み出した逸品。 「ALOJIN®︎」はヒットし、それを受けて会社もまた少しずつ生産能力の増強を繰り返しました。

Chapter05

一冊の雑誌が、
運命の扉を開いて

強い追い風が吹いたのは、1974年のことでした。 芦川がアロエのパイオニアとして編集協力をした、主婦の友社発行の「薬草のすすめ アロエ健康法」がとても大きな反響を呼んだのです。 アロエ製品の売上は急増し、経営基盤はより強固に。 さらなる商品開発や海外展開へと歩を進めることになります。 1987年にはよりバラエティ豊かな自然由来の化粧品を世に送り出すべく、関連会社のイヴを立ち上げ。 商品ラインナップの充実を図りました。

Chapter06

これからも、
本当にいいものだけを

90年代のアロエブームを背景に、東京アロエの商品は海外へも一段と広がっていきます。 00年代に入ると自社農園のアロエを有機栽培に切り替え、有機農産物の生産工程管理社にも認定されました。 安全で高品質なものづくりへのこだわりは、やがて同業他社からの評価につながり、商品づくりのご相談を受けるまでに。 成長を続ける私たちの原点には、変わらず「健やかな美しさ」の追求があります。 これからも、商品ひとつひとつに愛情を込めて。 物語は、続いていきます。

沿革

1962年 東京アロエ化粧品本舗を創業。
伊豆にキダチアロエ農園を開園。
1969年 東京アロエ株式会社が法人設立。
アロエの健康食品も開発開始。
1974年 主婦の友社発行の「薬草のすすめ アロエ健康法」に芦川良江が編集協力。
1978年 高級ケアライン『アロエーヌ』を発売開始。
1983年 東京都清瀬市に工場・配送センター開設。
約50種の化粧品を生産。
1992年 芦川良江が取締役会長に就任。
芦川正義が代表取締役社長に就任。
海外展開を開始。
1995年 台湾にてアロエ新商品発表会を開催。
1996年 静岡県伊東市に伊豆営業所を開設。
2007年 伊豆アロエ農園が有機農産物の生産工程管理者に認定される。
2014年 『シャイランA』の有機JASマークを取得し、『有機シャイランA』へ。
2015年 『アロジンマルチパーパスクリーム』がモンドセレクションで銀賞を受賞。
2017年 『薬用 アロジン 育毛トニックN』『ジ アロエ うるおい保湿クリーム』が
モンドセレクションで金賞を受賞。
2021年 『ジェ・ラン』新発売。
『薬用 アロジン 育毛トニックN』『ジ アロエ うるおい保湿クリーム』が
モンドセレクションで4度目の金賞受賞。
10月: 鈴木真矢が代表取締役社長に就任。
2022年 8月: 創業60周年を迎える。